機器(委託対応)の詳細情報
Detailed Information of Equipment(Job Request)
<利用上の注意事項>
≪お知らせ≫・今年度、どこかのタイミングで1カ月程度空調工事により予約不可になる可能性があります(ない場合もあります)。スケジュールが決まり次第アナウンスします。
≪担当者変更≫
今年度より担当者変更となりました。
・共同利用:ご利用可能です。
・新規講習:ご利用可能です。
・委託分析:現在受け付けておりません。
≪お知らせ≫
・本機器の共同利用・委託分析につきましては、ICPの御利用経験のある方に限らせていただきます。
・また、サンプルに関しては、測定可否の判断のため必ず事前にメールにてご相談ください。
・機器室には前処理装置も検量線薬品もございません。原則として、サンプルの前処理・検量線試料等の作製は御利用の方に事前に行っていただくこととなります。
よろしくお願いいたします。
機器情報(対応情報) Equipment and Job Request Information | |
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部署 Affiliation | 研究基盤総合センター 分析部門 Chemical Analysis Div., Research Facility Center for Science and Technology |
カテゴリー Category | 光分析装置 Spectrophotometers |
機器名(委託内容) Equipment (Job Request) | プラズマ発光分光分析装置(ICP-7300) Plasma Emission Spectrometer Optima 7300DV |
メーカー(型式) Supplier (Equipment type) | パーキンエルマー Optima 7300DV Perkin Elmer (Optima 7300DV) |
仕様・特徴 Specification・Features |
高周波誘導結合プラズマを利用する発光分光法。霧状にした試料をアルゴンプラズマに導入し励起させることで、原子固有の発光スペクトルが得られます。この発光スペクトルの波長、強度を測定することで、試料に含まれる元素種の同定や定量が行えます。Perkin Elmer Optima 7300DVはマルチタイプの装置で、多元素、多波長を同時に測定することができます。70種以上の元素を一斉分析することも可能です。発光スペクトルを測定する際、イオン化干渉の影響を受けにくい側面方向からの側光と、高感度で微量元素の定量に適した軸方向からの側光を選択できます。設置年月日2010.3.10
Emission spectrometry using an inductively coupled plasma. An emission spectrum specific to an element can be obtained by introducing an atomized sample into an argon plasma and exciting the plasma. Elements contained in the sample can be determined and quantified by measuring the wavelength and intensity of the emission spectrum. Perkin Elmer Optima 7300DV is a multiple-type spectrometer and can measure multiple elements and wavelength at the same time. It can analyze more than 70 different elements at the same time. You can take emission spectrum measurements either in the radial direction, where measurements are less susceptible to ionization interferences, or in the axial direction, which is high-sensitivity and suitable for quantification of trace elements. Date of installation: March 10, 2010 |
設置場所 Installation site | 研究基盤総合センター 分析部門 105室 Research Facility Center for Science and Technology,Chemical Analysis Division 105 |
備考 Remark |
<測定上の注意事項> 1.試料は必ず孔径0.22μm以下のフィルターを通してから持参または測定して下さい。 有機物を含む試料は灰化処理を行ってください。 2.試料濃度は、1元素当たり100 ppm以下(総塩は1000 ppm以下)でお願い致します。 濃度未知のサンプルは段階希釈して薄い濃度から測定してください。 3.パーツの破損を招く恐れのある、塩基性の試料は測定できません。酸の濃度は20%以下としてください。 4.フッ化水素酸溶液の測定はできません。 5. 有機溶媒溶液、砒素の測定(要相談) 6.委託分析は、原則、利用者の方の立会いのもと測定を行います。 <予約上の注意事項> 1.本装置は装置担当者が在室している平日【金曜除く】10:00~17:00のみの利用となります。 <用意するもの> ・測定したい元素の標準溶液 ※ブランクを含め、5点程度 ・サンプル溶液 ・オートサンプラー用試験管(オートサンプラーを使う場合) ・フロッピーディスク、CD-R、またはCD-RW ※DVD-R使用不可、USBフラッシュメモリの使用厳禁 ・廃液タンク <使用上の注意> ・分析データは即日、利用者各自でコピーして持ち帰ること ・データは部門のPCには残さず、原則、その場で消去すること ・1ヶ月以上残されたデータに関しては、定期的にこちらで消去させて頂きます <利用時の免責> 以下の免責に同意の上、ご利用ください。 ・得られたデータ等は保証しません。 ・共同利用等の利用により発生した損害又は損失については、本学はいかなる責任を負わず、損害賠償義務は一切ないものといたします。 <測定試料について> 以下に該当がないことをご確認ください。 ・放射性物質、ダイオキシン類、アスベスト等の有害物質ではないこと ・爆発性ではないこと ・悪臭を発しないこと ・毒性はないこと ・揮発性ではないこと ・消防法(昭和23年法律第186号)で定義される危険物第1類から第6類までに含まれないこと ・試料としての検体に病原微生物等は含まれないこと ※共同利用の際は、上記に該当する可能性がある場合、必ず予約申込時に連絡事項欄へのご入力をお願いいたします。 |
主な研究成果 Research Accomplishment | |
相談窓口 Inquiry | 利用相談はこちらより必要事項をご記入の上、お問い合わせください。 |
機器担当者 |
担当者:佐藤 所属:研究基盤総合センター分析部門 |
利用単価
University-wide Shared Use Rate |
単価 A: 2,900 円 / 30分 |
委託単価
University-wide Job Request Rate |
7,860 円 Yen / 時間 hr. |
写真 Picture |