機器(委託対応)の詳細情報
Detailed Information of Equipment(Job Request)
<利用上の注意事項>
≪お知らせ2024。3/11≫・TG/DTAは復旧しました。
TG/DTA/DSCは通常通り使用可能です。(2024年3月11日)
≪担当について≫
2023/04/01より担当者変更となりました。現在は下記
のように運用しております。
・新規講習:停止中
・通常利用:可 火・水・木 09:00-17:00
予約カレンダーからご予約ください。
・時間外利用:引き続き不可
・委託分析:停止
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本装置は、平日火曜日~木曜日9:00~17:00のみご利用可能となります。
(月曜日,金曜日はご利用いただけませんので、ご理解願います。)
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機器情報(対応情報) Equipment and Job Request Information | |
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部署 Affiliation | 研究基盤総合センター 分析部門 Chemical Analysis Div., Research Facility Center for Science and Technology |
カテゴリー Category | 熱分析・熱測定装置 Thermal Analysis/Measurement Instruments |
機器名(委託内容) Equipment (Job Request) | 熱分析装置(新機)TG/DTA/DSC Thermal Analyzer TG/DTA/DSC |
メーカー(型式) Supplier (Equipment type) | Seiko Instruments Inc. EXSTAR7000:TG/DTA7300:X-DSC7000 Seiko Instruments Inc. (EXSTAR 7000 series: TG/DTA7300:X-DSC7000) |
仕様・特徴 Specification・Features |
熱分析とは、物質の温度を一定のプログラム(加熱、冷却)により変化あるいは保持させながら、物質のある熱的特性を、温度あるいは時間の関数として測定する分析法である。TG/DTA7300[示差熱天秤]システムは、試料と基準物質の温度を一定のプログラムに従って変化させながら、試料のTG(質量変化)及びDTA(温度差)を同時に温度あるいは時間の関数として測定する方法であり、脱水・分解・酸化・還元などの化学変化や融解・発熱・昇華・蒸発・吸脱着など質量変化を伴う物理変化を高感度で検知可能である。 旧機種の機能に加えオートサンプラーが付属し「連続測定」が可能である。[測定温度範囲;室温(Room-Temp)~1300℃]<設置年月日2012.3.08> X-DSC7000[示差走査熱量計]システムは、試料と基準物質の温度を一定のプログラムに従って変化させながら、試料と基準物質の温度差を温度の関数として測定する方法であり、試料物質の結晶転移、2次転移、相変化や熱反応(融解吸熱,発熱)を高感度で検知可能である。 旧機種よりS/N比が約3倍アップすると共にサンプルの熱的状態変化をオンタイムにて「リアルビュー観察」する機能が追加されている。 [測定温度範囲;-150℃~725℃]<設置年月日2012.3.08> Thermal analysis is an analysis technique to measure specific thermal properties of a substance as a function of temperature or time as the temperature of the substance is changed or retained according to a given program (heating, cooling). TG/DTA7300 (thermogravimetry) is a system to simultaneously measure, as a function of temperature or time, a weight change (TG) and a temperature difference (DTA) in the sample as the temperature of the sample and the reference substance is changed according to a given program. It can detect, with high sensitivity, chemical changes, such as dehydration, decomposition, oxidation, and reduction, and physical changes accompanied by a change in mass, including melting, heat generation, sublimation, evaporation, and absorption and desorption. This model has an auto-sampler in addition to the features of the previous model, which allows continuous measurements. [Measuring temperature range: room temperature to 1300℃]<Date of installation: March 8, 2012> X-DSC7000 [differential scanning calorimeter] system is an analysis technique to measure the temperature difference between the sample and the reference substance while the temperature of the sample and the reference substance is changed as programmed to remain constant. It can detect, with high sensitivity, a crystal transition, a second-order transition, a phase change and a thermal reaction (a melting endothermic reaction, an exothermic reaction) in the sample substance. The new system has an S/N ratio about three times higher than that of the old system and has a new feature that allows on-time real-view observation of a change in the thermal state of the sample. [Measurement temperature range: -150 to 725℃]<Date of installation: March 8, 2012> |
設置場所 Installation site | 研究基盤総合センター 分析部門 201室 Research Facility Center for Science and Technology,Chemical Analysis Division 201 |
備考 Remark |
[1]予約上の注意事項 ■①「TG/DTA7300」と ②「XDSC7000」 の同時使用は、原則として不可とします。(過去に他人測定プログラムをシャットダウンした事例有り) 但し、”同一人” による ①TG & ②DSC の同時使用は、管理担当者の許可を得れば可能とします。 ■②DSC測定の場合は、液体窒素が約15L~20L必要です。~[所属機関・事業所]などから調達の上、持参して下さい。 ■本装置は、平日月曜日~木曜日9:00~17:00のみご利用可能となります。 [2]測定上の注意事項 ■測定に使用するPAN(パン)は、 ①AL(アルミ)-PANの上限温度;600℃(<550℃⇒more better)----使い捨て[無料] ②Pt(プラチナ)-PANの上限温度;1300℃(<1200℃⇒more better)--繰返し使用 [有料;所属機関・事業所;買取] ※測定上限温度を550℃以上に設定する場合は必ず②Pt-PANを使用して下さい。*万一、①AL-PAN を使用して検出器焼付けを起したら測定不可となる* ■測定試料(Sample) 中に、次の”腐食性ガス”を発生する恐れのある元素[F,Br,Cl,S,N,P]が数%以上含まれる場合は、原則として測定不可とします。 ~但し、ポリマーのPVDF(ポリビニリデンフルオライド)の如く 分子内に数10%のFが含まれる場合でも、ポリマーの熱分解温度(約250~300℃)以下の測定上限温度であれば分析可能とします。---詳細は、管理担当者と相談の上 実施して下さい。~ ■測定データ&解析データコピー時の、『USBメモリー使用を原則禁止』とします。⇒⇒「CD-R」,「CD-RW」,「DVD-R」 & 「DVD-RW」にてコピーして下さい。 ■測定者が、「過失」による熱分析装置の損傷を来した場合は、原則として所属機関・事業所の修繕費用負担となります。 [3]使用上の注意 ■分析データは即日、利用者各自でコピーして持ち帰ること ■データは部門のPCには残さず、原則、その場で消去すること ■1ヶ月以上残されたデータに関しては、定期的にこちらで消去させて頂きます [4]利用時の免責 以下の免責に同意の上、ご利用ください。 ・得られたデータ等は保証しません。 ・共同利用等の利用により発生した損害又は損失については、本学はいかなる責任を負わず、損害賠償義務は一切ないものといたします。 [5]測定試料について 以下に該当がないことをご確認ください。 ・放射性物質、ダイオキシン類、アスベスト等の有害物質ではないこと ・爆発性ではないこと ・悪臭を発しないこと ・毒性はないこと ・揮発性ではないこと ・消防法(昭和23年法律第186号)で定義される危険物第1類から第6類までに含まれないこと ・試料としての検体に病原微生物等は含まれないこと ※共同利用の際は、上記に該当する可能性がある場合、必ず予約申込時に連絡事項欄へのご入力をお願いいたします。 |
主な研究成果 Research Accomplishment | |
相談窓口 Inquiry | 利用相談はこちらより必要事項をご記入の上、お問い合わせください。 |
機器担当者 |
担当者:佐藤 |
利用単価
University-wide Shared Use Rate |
単価 A: 1,460 円 / 30分 |
委託単価
University-wide Job Request Rate |
4,990 円 Yen / 時間 hr. |
写真 Picture |